昨日日曜日の午前中でした。
私と妻は、家の中の掃除で大忙し。
4歳の子供は、午後からおじいちゃんとおばあちゃんとお出かけする予定になっているものの、それまでは退屈な時間。
妻はいつものように、子供にタブレットを与えて、子供は動画を見ています。
私は、子供がタブレットで動画を見ている時間が無意味に思えて仕方がないのです。
そこで、洗濯物をたたませてみようと考えました。
私:「〇〇ちゃん、ちょっとパパのお手伝いしてよ。」
子供:「な~に?」
私:「パパが服をお片付けするのを手伝ってくれない?」
子供:「は~い。」
子供の表情は、特にうれしそうでもなく、嫌そうでもなくといった感じです。
「じゃあ、○○ちゃんは、〇〇ちゃんの服をたたんでここに置こうか。」
まず、子供の前で一つ服をたたんで見せ、それから、やらせてみます。
もちろん、最初の服はぐちゃぐちゃ。でも、子度は「できた!」と言います。
「お~、凄い。じゃあ、次はパパと一緒にやってみようか。」
次は、子供の手を取って服をたたみ、それからやらせてみます。
前回より上手くなっています。
私と一緒に繰り返しやっているうちに、それとなく形になってきます。
最後の服をたたみ終えて、「お~、〇〇ちゃん、助かったぁ~。ありがとう!」というと、子供も満面の笑み!
「じゃあ、ママにも見てもらおうか?」と言うや否や、「ママ~、見て見てぇ~!」と言いに行きました。
子供も4歳になると、親の言動をよく観察しています。日常繰り返される動作、料理、洗濯、掃除などは、見よう見まねでできるのだと思います。どれだけ正確にできるかは、黙ってやらせるチャンスを与える親の裁量にかかっていると思います。
幼児のうちから、家庭のお手伝いをする事は、子供にとって多くのメリットがあると思います。
・親子の信頼関係の構築:
一つの事を親子でやることで信頼関係が強くなると思います。また、親子のコミュニケーションにも共通項が増えますよね。
・自立を促す
洗濯物をたたむなどは、いずれ自分でやる事になります。習慣づけをするから早い段階の方が良いでしょう。
・責任感を育む
やるべき事を一つ一つ処理していく習慣は、責任感にも繋がります。
・自分で考える
どうやったら、もっと上手くできるようになるか等、自分で考えて工夫する事にも期待ができると考えます。
・自信がつく
最初は失敗しても、少しずつ上手くなっていったり、褒められたりで、自信がつくようになる事にも期待が持てます。
幼児の間は、強制してやらせるのではなく、「ちょっとやらせてみる」から始めて、習慣づけに繋げようと考えています。