ワンオペ育児
私の個人的な意見では、あまりに非効率的です。
意味は、夫婦どちらかが一方的に育児の責任を負う事。
日本では、ワンオペ育児を担う方はほぼ女性と言っても過言ではないでしょうから、以後は、「女性=ワンオペ」として話を進めていきます。
専業主婦の場合なら、家事と育児をどちらも1人でやる事になります。さらに、共働きで仕事を持ったお母さんなら、仕事、家事、育児の3つをやることになります。
各家庭の事情で、ワンオペ育児にならざるを得ない場合もあるかもしれません。
・夫が単身赴任中
この場合は、本宅に残っている奥さんが専業主婦なら、ワンオペ育児になるのかなぁ・・・
それから、負担の大きさも家庭の事情で随分変わりますよね。
・子供が1人なのか2人以上なのか
・専業主婦なのか仕事があるのか(夫婦共働き)
・仕事が正社員なのかパートなのか
家庭環境による違いはありますが、ワンオペ育児は大変です。
しかし、問題は、「ワンオペ」だから大変なんでしょう?
・夫が育児を手伝う
・夫と育児を分担する
・夫が家事を手伝う
・夫と家事を分担する
・夫が育児と家事の両方を手伝う
・夫と育児と家事の両方を分担する
家事と育児に「夫」が加わるだけで、事態は劇的に改善するはずです。
もう少し言うと、「手伝う」では不十分で、家事や育児は「分担」して初めて負担が軽減されるからです。
男であり夫である私(投稿者)が、なぜこのように自分に不利になる事を言うのか、不思議に思いませんか?
実を言うと、我が家は、世間一般とは逆パターンなのです。
妻が育児と家事にあまりにいい加減な為、夫である私が家事にも育児にも積極的に介入しないと、毎日の生活が成立しないのです。
根本的な性格もあるでしょうが、妻のだらしなさの直接的な原因は「スマホ依存症」。仕事から帰宅後、寝るまでスマホでSNS、チャット、動画閲覧に興じているので、家事や育児がそっちのけになるわけです。
最初のうちは、「スマホばかり見ていたら、他の事ができないだろう!」って、大ゲンカの連続でしたよ。(苦笑)
でも、聞く耳を持たない者とは喧嘩するのも無意味と悟った時から、妻と私の責任分担をキッチリと決めたのです。
妻の責任範囲:
・子供の起床から保育園への送迎
・子供服の調達
・子供との入浴
・子供の寝かしつけ(達成率50%)
・夕飯を作る(達成率40%)
・夕飯の後片付け・洗い物(達成率40%)
・ベッドルームの掃除(達成率10%)
・取り込んだ洗濯物の片づけ(妻と子供の物)
*妻の就寝時間:スマホに飽きた時間から
*妻の就業時間:08:00~17:30(定時/残業なし)
夫(私)の責任範囲:
・子供の保育園への送迎(出勤時間が合う日のみ)
・保育園からの連絡帳確認
・子供の寝かしつけ
・各部屋・バスルーム・トイレ・洗面所の掃除
・食事の後のテーブル拭き
・夕飯後のキッチンの掃除
・ゴミ処理・分別(寝る前にベランダにゴミを集める)
・ゴミ出し
・洗面所のタオル交換
・バスマットの交換
・洗濯・洗濯物を干す・洗濯物の取り込み
・雨天時のコインランドリー
・洗濯物の片づけ(自分の物のみ)
・生活必需品の在庫チェック
・灯油購入(冬季のみ)
*夫(私)の就寝時間:深夜0時~午前1時から
*夫(私)の就業時間:取引に応じて不定期(残業あり/夜勤あり)
以上ですが、家事に関しては、私の方が圧倒的に負担しています。それでも、今はまだマシになった方です。
もし、妻がスマホではなく家事や育児を重視してくれたら、我が家の状況は劇的に変化するでしょう。妻も私も、今よりも良質な睡眠時間が確保でき、家庭全体的にも良い影響があると確信しています。
家事と育児の負担が夫婦双方に完璧に公平にはならないとは思いますが、0対10に近いような一方的な負担になってしまうと、いつか限界が来てしまいます。
ストレスを抱えて常にイライラするか、健康を損なうような事にでもなれば、最終的には離婚しかないでしょう。
もし、他方が怠けていて責任を果たさない時は、絶対に手伝わない事です。
また、風邪などをひいて体調がすぐれない時もあります。そんな時は、実母、義母など、ある種の助けをお願いする事ができる人を遠慮なく頼りましょう。
ワンオペ育児ほど、非効率的な重労働はありません。
夫をテーブルにつかせ、できる事の最初の一つからでもやってくれるように交渉してみましょう。家計が許す限りは、代行サービスも考えていると伝えてみてもありだと思います。
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