夏休み期間中、朝から児童クラブに行く娘(7歳)には、毎日お弁当が必要です。
学校ではないので、お昼に給食が出ません。
基本的に、お弁当を作るのは妻。
しかし、先日、ご飯を炊き忘れていたことに朝になって妻が気が付いたのです。すぐに炊飯を始めましたが、妻にはお弁当を作る時間がありませんでした。
仕方がないので、私が娘を児童クラブに連れていく途中でコンビニに寄って、お昼に食べられる物を買おうと考えていました。
やっと起床した娘には、こう言いました。
「今朝、ご飯が無かったから、ママはお弁当を作れなかったみたい。途中でコンビニに寄って、何か買って行こうか?」
そんなやり取りをしている間に、炊飯器からご飯が炊き上がった音が鳴りました。
そうすると娘が「ご飯ができた。じゃあ、私が作る!」と言うではありませんか!
「えっ?自分でお弁当を作れるの?」
「できる、できる!」
娘はそう言うと、キッチンの棚からお弁当箱を出し、冷凍室の中から、野菜、シュウマイ、グラタン、骨なしチキンなどの冷凍食品を取り出し、電子レンジで温め始めたのです。
お弁当箱にはご飯を入れて、のりたまをふりかけます。
温めた冷凍食品を、次々とお弁当箱の空いたスペースに入れていきます。
なんと手際の良いこと、そして、実に楽しそうです!
そして、出来上がりがこれ。↓
「へぇ~、やるねぇ。どうやって作れるようになったの?」
「だって、ママが作るのを毎日見てるもん!」
子供って、ただ漠然と見ているわけじゃなく、ちゃんと自分でもできるように手順とかを理解しているんですねぇ。
ところで、娘の手作り弁当からわかった事実が3つ。
一つ目は、お弁当のおかずは、ゼロから手作りしなくても、お弁当用に特化した冷凍食品として売っている事。仕事を持つ忙しいパパやママには、非常に便利ですよね。
二つ目は、娘のお弁当は、妻の労力と冷凍食品の便利さの混合体であった事。
三つ目は、子供は目でインプットした事をアウトプットできる能力がある事。
お弁当を眺めながら、「早く食べたいな~。」と言っていました。
自分で作ったお弁当が美味しいと感じるのか、はたまた味気無いと感じるのでしょうか? お弁当作りも毎日やれば、ママの大変さも理解できるのでしょうけどね。
ご飯以外は冷凍食品なので、純粋に手作り弁当とは言い難いとしても、生活上の娘の学習能力にちょっと感心した一幕でしたかね。
このように、子供には自分でできる事を一つ一つ増やしていって欲しいものです。