2023年の夏にテニスを始めた娘。
私がテニスをしていることもあり、娘にテニスを勧めたのがキッカケで始めました。
現在は、週に1回90分のレッスンを受けています。
子供にスポーツを体験させて、スポーツの楽しさとか、達成感、健康、スポーツを通したお友達作り等々を経験してくれれば良いくらいが目的でした。
娘がテニスを始めてから、そろそろ1年になりますが、技術的な進歩はほとんど無いというのが、父親としての私の本音です。(苦笑)
まぁ、週1回のレッスン以外にテニスをすることは無いので、これで娘に目を見張るような上達など期待すべくもありません。
しかし、ゴールデンウィークが明けた最初のレッスンで、コーチから「来月にクラブ内の試合があるので、子供さんを出場させてみませんか?」と言われたので、二つ返事でOKしたのです。
軽い気持ちでOKしてはみたものの、今の娘では試合にならないのは明らか。その他の子供も「団栗の背比べ」に過ぎませんが、試合となれば、やはり、我が子には勝って欲しいと思うもの。
そこで、週末のレッスン以外に、私と娘は練習することに決めたのです。
私の帰宅が遅いので、平日は夜7時か8時から1時間から2時間の練習となりました。
正直に言うと、私は親が我が子にコーチをする事を否定的に解釈していました。理由は、自分の子供だから遠慮せず、ついつい心無い言葉を言ってしまうのが目に見えていたからです。
実は、現実的にその心配は的中してしまったのです。。。
上手くできない娘にイライラしてしまい、次第に口調も辛辣になってきます。
「何回言ったらわかるわけ?」
「そうじゃないだろ!」
「何度も同じミスすんな!」
「頭、使え!」
父親からこんな事を言われると、当然ながら、子供は委縮してミスショットを連発するようになります。。。。
私は「コーチが、こんな事じゃいかん!」と、心の中で何度も自問自答しました。。。
親が自分の子供をコーチする時の気持ちって、「可愛さ余って憎さ100倍」なんです。
子供を上達させてあげたい、上達して欲しい、試合に勝たせてあげたいと強く思う余り、その過度な期待と上達との間にギャップが生じれば、子供を激しく叱責してしまうのです。
スポーツの原点は、やっていて楽しいと感じる事であるはず。これが、子供であればなおさらです。
スポーツに限らずかもしれませんが、親が子供をコーチすると、親が熱くなり過ぎるあまり、スパルタ指導になる傾向があります。
これでは、やっている子供は、スポーツを楽しむどころではないし、極端な例としては、スポーツそのものを辞めてしまいかねません。
試合が近いから娘を指導しようと思い立った所までは良かったのですが、安易なスパルタ指導に偏っていった私は、娘にとっては名コーチではありませんでしたね。
私も頭を冷やして反省し、今週から娘との練習を再開しました。
「今日、練習する?」という私の問いに対して、娘は「行く行く~!」と言ってくれました!
子供がスポーツ(テニス)への興味を持ち続ける事を目標とし、親としてコーチしていくつもりです!