妻が4歳の娘に、タブレットを買い与えて数ヶ月。
娘が、タブレットでYouTubeの動画を食い入るように見ている光景が当たり前になってきました。
私個人的には、時間制限付きなら、子供にスマホやタブレットで動画を見せることには賛成です。
しかし、放っておくと、子供は何時間でも動画を見続けます。
酷い時には、夜11時を過ぎても延々と動画を見続け、「もう寝る時間だから」と言ってスイッチを切ると、もの凄く怒ります。
まぁ、ここまでなら動画否定派の投稿なんですが、最近ちょっと違う事に気が付きました。
じ~っと動画を見ている時でも、娘の注意を引くような別の物を見せると、動画を見るのをサッと止めるのです!
つまり、子供は、「たった今、面白いもの」に集中しているに過ぎないのではないでしょうか。
YouTubeの動画より面白いものが視界に入れば、そっちへ簡単になびいてしまうわけです。
私は、「〇〇ちゃん、一緒に本を読もうよ。」と言うと、娘は私のところに来て本を読みます。
昨日は、妻が100円ショップで粘土を買ってきました。
娘は動画を見ていましたが、妻が買ってきた粘土を見せると、うれしそうに粘土で遊び始めました。
つまり、子供が動画をじ~っと見ているのは、「今、この瞬間」に、動画より面白いものが見つけられないだけ。
言い換えれば、親が子供に動画より面白いものを提供できれば、子供はより面白いと感じる方を選びます。
ですから、子供に動画より面白いと思わせる別のものを供給する親の知恵、こっちが大切だと考えるべきかもしれません。
子供の成長にとって、スマホやタブレットは使い方次第と言えそうです。