賛否両論の中で、7月にスタートした、政府の観光支援策「GO TO トラベル」キャンペーン。
宿泊費の割引35%(1人1泊14,000円)は非常にお得です。
しかし、開始直後から8月までは「GO TO トラベル」キャンペーンの利用者自体が少なかった為、宿泊施設の利用状況は、予想に反した結果となったようです。
当初は、大きな割引き額と利用して、高級ホテルや高級旅館の利用率が高くなるとの予想でした。しかし、8月までの時点では、利用者の約64%は、1泊1万円未満の宿泊施設を利用していたのです。
1泊3万円以上の高級ホテルや高級旅館に宿泊した利用者は、4.9%にとどまったそうです。
ちょっと、意外な結果でしたね。
しかし、しかし、9月のシルバーウィーク4連休では、全国各地のホテルや旅館は満室が続出と状況に変化が。
さらに、10月1日から、「GO TO トラベル」キャンペーンに東京が追加されてからは、高級ホテルや高級旅館の予約が急激に増えてきたとのこと!
宿泊費割引35%(1人1泊14,000円)を利用すれば、ワンランク上のホテルや旅館を、ビジネスホテル並みの値段で宿泊できるようになるわけです。
こうなると、予約はより高級なホテルや老舗旅館に人気が集中します。
この傾向が定着してきた最近、高級宿泊施設を中心に、基本的な宿泊費がじわじわと値上がりしつつあるようです。
世の中、上手くいかないものですねぇ。(苦笑)
「GO TO トラベル」キャンペーンは、どうやら今が旬な企画ですね。
今のような大幅割引はキャンペーン期間中だけですから、割引を最大限に活かして、非日常が満喫できる「ちょい贅沢な」ホテルに泊まってみるのもいいかなぁ!