先週末、車検でした。
所有する車に対して、2年に1回で十数万円もの費用を国民に負担させる義務なんて、世界広しといえども日本だけの珍事です。
私は、ディーラー車検を受けましたから、さらに少し費用が高くなります。
私は、多少なら高くてもディーラー車検を選ぶようにはしています。自分の所有する特定の車種に精通している事と、技術料だと割り切っているからです。
これが、支払った金額です。
134,000円。
これも、見積書にじっくり目を通して、過剰なサービスやオプションは全て断って、やっとこの金額で落ち着きました。
最初の見積もりのままだと、200,000円になってしまいます。
これらが本当に必要な費用なのかどうかわかりませんが、まぁ、ほぼ税金なんだろうなと思います。
みなさんは、こんな車検制度なんて必要だと思っていますか?
私は、20代の頃、アメリカに6年間住んでいましたが、アメリカでは、車検制度は州によって異なります。
費用も点検項目も州によってまちまちです。
私は、オレゴン州とニュージャージー州に住んでいました。オレゴン州かニュージャージー州かは、記憶が定かではないのですが、1年に1回の非常に簡単な検査でした。
車検場まで自分の車で行き、ブレーキ、ブレーキランプ、アラインメント、ライト、方向指示器の検査があり、問題無ければ終了。費用は20ドル程度でした。日本円にして、2,100円(1米ドル=105円換算)です。
これなら、文句はありません。
車大国アメリカでも、この程度の車検で、車社会は充分に運用可能なのです。
もし、次回以降の国政選挙で、車検廃止を掲げる候補者がいれば、私は迷わずその候補者に投票します!
年に1回の自動車税もそうですが、日本では、車を所有するくらいで、どうしてこんなに費用がかかるんでしょうねぇ??