異なる2つの文化の中で、2つを吸収する娘と、一触即発の夫と妻。普通の家族日記なんですけど、とんでもない話も頻発する家族の日記です。
愛妻弁当 羨ましい

愛妻弁当 羨ましい

昼休みが来る度に、私が思う事は一つ。

「愛妻弁当なんか持ってくる人、なんて羨ましいんだろう!」

妻は、だいたい家事からしてほとんどやりません。だから、私にとって愛妻弁当なんて、夢みたいなもの。

私が休みで、妻が仕事の時は、私がお昼ご飯を買って持って行ってあげることもあるのに・・・

私は、コンビニか弁当屋で作り置きの味気ない弁当を買う毎日。

 

同僚の中には、保温機能の弁当箱で食べている奴もいて、本当に羨ましくてしょうがないですね。

しかし、中には、奥さんに弁当を作ってもらっているのに、文句を言っている不届き者がいます。

「明らかに、手抜きだろ。」、「このおかず、夕飯の残り物じゃん。」とか「ネットで弁当用のレシピを検索して、ちゃんと作って欲しいよ、まったく!」なんて言ってる始末・・・

手抜きだろうが、残り物だろうが、毎日コンビニ弁当よりマシだろ! 文句があるなら、自分で作れ!

こんな奴らに、奥さんたちもよく我慢してお弁当を毎日作っているものだと、不思議です。

弁当を作ってくれるだけありがたいじゃないですか? ちょっとは、奥さんに感謝しろよ、本当に。女性にだけ弁当作らせるなんて、今時、差別って言われても反論できないんじゃないかい?

私のように、いつも弁当屋とかコンビニの弁当より、100倍幸せだぞ!

 

先日、平日に妻が休みだったことがありました。

寝る前に、「いつも、お昼ご飯は、どんな物を食べてるの?」と妻が聞いてきました。

私は、「毎日コンビニで、不健康な物ばかり食べてるよ。」と多少の嫌味を込めて答えました。

 

翌朝5時半に起床。

不思議なことに、妻も起きてキッチンで料理を始めたではありませんか。こんなに早い時間に、一体何を作るんだろうと、ちょっと驚きました。

そして、私が家を出る直前、「ハイ、これ。お弁当。」とお弁当を手渡してくれたのです!

天変地異でも起きる前触れなのか、しばし時間が止まったと錯覚する程、あっけにとられるような感覚になりました。

まず、私のお弁当箱が存在したという事すら記憶していませんでしたから・・・

 

そして、昼休みの時間。

お弁当箱を袋から出すと、こんな紙切れが入っていました。

I ♡ U
GANBATTE KUDASAI NE
HAVE A NICE DAY

と書かれたメッセージ付き。

やっと私も愛妻弁当というものを食べる日が来たという安堵の気持ちに浸りました。

まぁ、おかずもそこそこ美味しかったですよ!

 

毎日のお弁当ということになると、作る方も大変だし、食べる方も飽きてくるのも正直なところでしょう。

しかし、お弁当を作ってもらえる、お弁当を作ってくれる人がいる毎日って、本当は幸せな生活なんだという事実を忘れたくないものです!

 

 

 

 

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