異なる2つの文化の中で、2つを吸収する娘と、一触即発の夫と妻。普通の家族日記なんですけど、とんでもない話も頻発する家族の日記です。
いじめ問題 先生の対応

いじめ問題 先生の対応

娘(小学校2年生/8歳)の担任の先生(女性/40代中盤?)が、生徒同士の問題解決方法に「喧嘩両成敗」を用いるので、保護者としては非常に困惑しています。

娘はぽっちゃり体型で、このことを男子生徒や一部の女子生徒からもからかわれるようです。

いじめ関連の問題については、2023年7月4日に「いじめっ子 心理」というタイトルで投稿しました。

前回の投稿では、いじめっ子が主要な焦点でしたが、今回のこの投稿は、いじめ問題に対する先生の対応に焦点を当てます。

 

いつ頃からだったでしょうか、娘は、帰宅してから、「A君からいつも豚とか脂肪とか言われる・・・」と頻繁に言うようになりました。

「そんな奴、相手にせず無視するのが一番。」と言っておきましたが、娘は「いつも凄くしつこいから、本当にどうしようもない・・・」と言うのです。

娘と父でそんなやり取りが数回あった後、やはり娘は同じように訴えるので、これは娘がいじめっ子に完全になめられていると判断し、私も今まで違った方法を試してみようと考えました。

「よし、言われたら、3倍にして言い返せ。やられっ放しのお人よしと相手に思わせるな。思いっきり言い返してやれ!」

私はこうアドバイスし、娘もやる気満々という表情でした。

 

それから数日後、ついに子供たち同士では収束しないと思わせる事が起こりました。

ある日、娘は「A君に、お腹をパンチされて、脚を蹴飛ばされた。」と半泣きで訴えたのです。

私は、即座に担任の先生に、事実関係を記した手紙を書きました。

先生から電話があったのは、手紙を渡した当日ではなく、その2日後。(これだけでも、誠意の無さが垣間見えますが・・・)

「今日、子供たちと面談をしました。」
「で、どうでしたか?」
「確かにA君が悪口を言ったようですが、〇〇ちゃん(娘の名前)も言ってたようですよ。」
「言われたら言い返すのは当然でしょう。」
「言い返したら、喧嘩は収まりませんよ。」

これを聞いて、私は先生の対応に疑問を呈しました。

 

「では、言われた方は言われっ放しで、黙って罵倒され続けろってことですか?」
「そういうわけでは・・・」
「最初にくだらん事を言う奴がいなければ、その後の争いも起こらないんですよ。」
「・・・・・・・」
「だから、先制攻撃を仕掛けた奴がまず悪いと指導するべきです!」
「でも、その場を一部始終見ていないから、何とも言えないんですよ。」
「では、何の為に子供たちと面談したんですか?」
「子供って、自分に都合のいい事しか言わないですからねぇ。」

 

子供が自分に都合よく話しをするなんて、わかりきった話です。それでも、先生のような教育者や保護者には、子供たちの証言から、なんとかある程度の整合性を推測していく分析能力が必要なはずです。

「正直に言わせてもらいますが、子供たちが何を言おうと、先生は初めから喧嘩両成敗で決着を付けるつもりだったんでしょう?」
「そういうわけではありませんけど。」
「でも、聞き取りした内容とは無関係に、喧嘩両成敗で手打ちにしてるじゃないですか?」
「子供たちの言うことを聞いた結果、A君も〇〇ちゃんも同程度に言っているんです。」
「では、どっちが先に仕掛けたか等について、子供の証言から先生なりの分析を聞かせてもらえますか?」
「・・・・・・」

先生のこの沈黙で、この先生の聞き取りがいかにいい加減か、そして、問題解決のための本気度が欠如していることが感じ取れました。

「では、百歩譲って、口喧嘩では同程度と仮定しましょう。なら、私の娘は、A君の腹にパンチを入れたり、蹴りを入れたり、身体的な打撃を加えましたか?」
「それはないですけど・・・」
「では、喧嘩両成敗は理不尽でしょう。どっちが悪質が明らかじゃないですか!」
「・・・・・・」
「すぐに、A君のご両親に電話して、事実を伝えて下さい。」
「はい、承知しました。。。。」

 

それから約15分後くらいだったでしょうか、A君のお母さんから電話がありました。

電話でのやり取りの詳細は省略しますが、A君のお母さんは、最初こそ「すみませんでした。」と言いながら、すぐに「うちの息子も、〇〇ちゃんから言われた」と反論してきました。

私は、以下のようにハッキリと訴えました。

「あなたの息子は、うちの娘を罵倒した他に、お腹にパンチや蹴りを入れているんですよね。私の娘があなたの息子に暴力を振るいましたか?こちらは暴力を振るわれて、怒り心頭なんですよ。どの口が“○○ちゃんも”などと言ってるんですか?くだらん事を言ってる暇があったら、そちらの息子さんに、女の子に暴力を振るうなと言い聞かせたらいかがでしょう。今回の件、こちらとしては喧嘩両成敗で手打ちにする気は全くありませんから。最初に絡んできたあなたの息子に100%非があるんです。100対0です。あなたの息子が原因なんですよ!」

こうなると、むこうは平謝りしかありませんでしたがね・・・・

 

これ以降、A君が娘にちょっかいを出すことは無くなったようです。

ここで一件落着と思ったのですが、この後の担任の先生の対応に、再び大いに失望することとなったのです。

—– つづく —–

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