5歳の娘には、親の私が苦笑する程の社交性があることに気付かされます。
ご近所さんとすれ違う時、お店に行った時、外で食事をする時は言うに及ばず、誰にでも大きな声で「おはようございます」「こんにちは。」と言います。
遊びに連れて行っても、全く見ず知らずの子供の輪に飛び込んで行って、「あ~そ~ぼ!」なんて平気で言うのです。
日常の挨拶も子供同士の協調性などについては、私と妻が、ことさら厳しく躾けたわけではありません。
「社交性」とは、「コトバンク デジタル大辞泉の解説」によると、以下のような意味と定義されてあります。
(1)人とつきあうことの好きな、また、じょうずな性質
(2)個人が集まって社会をつくろうとする人間の特性
普段使っている言葉で言い換えると、「社交的な」「社交性に富む」「人付き合いの上手な」「人付き合いが上手い」とかになるのでしょう。
上記の定義など全く知らない5歳の娘が、自然に社交的な振る舞いができる資質をうれしく思います。
理由は、私も妻も、社交性は大切であると、社会生活をおくる上での一般常識として、娘に教えることができるに過ぎないからです。
私個人の社交的な行動には、社会通念上そのようにすべきだと意識しての行動です。妻も、多かれ少なかれ同様だと思います。
娘は、社交的な行動が自然にできていますから、これ以降、娘がやっている行動にどのような利点があるのかを教え、褒めていきながらサポートしてあげられます。
「社交性が無い」地点からの出発であれば、私の親としての知恵が試されることころでしょう。
社交性が高いという子供の長所、育んであげたいものです。