異なる2つの文化の中で、2つを吸収する娘と、一触即発の夫と妻。普通の家族日記なんですけど、とんでもない話も頻発する家族の日記です。
失敗させない親

失敗させない親

小学生1年生の1学期を終えた娘。

1学期が終わり、夏休みに入り、ますます活発に行動するようになっています。

行動範囲が飛躍的に広がって、これまで未経験な事に手を出すので、危なかったり、失敗したりの連続です。

 

親は、子供に失敗して欲しくないと思うもの。

親は、意識的か無意識か、「失敗させない親」になってしまう傾向があります。

 

私も例外ではありません。

危なっかしい子供の様子を見ては、ついつい先回りして、子供が失敗しないように「回答」を教えてしまいます。

しかし、子供の成長や自立を優先的に考えるのなら、子供には失敗から学ばせるべきなのだと、最近思うようになりました。

一度も失敗を経験した事が無い子供、親に失敗をさせてもえなかった子供は、大人になって困難に直面した時、どのような末路になるのか、容易に想像できるというものです。

失敗を極度に嫌がるが故に挑戦を恐れ、失敗や挫折で簡単に心が折れるような大人に育ててはいけないはずです。

残念ながら、今の私は、子供に失敗してもらいたくない思いだけが過度に強く、「失敗させない親」「先回りする親」「挑戦させない親」となっています。

「失敗させない親」「先回りする親」「挑戦させない親」は、子供を過保護にするだけかもしれません。

まずは、親である私自身が、子供の失敗に寛大になる必要があります。

大怪我に即直結するような事は別として、あえて失敗させて、「ああすれば失敗する」「こうしたら上手くいく」という実体験からの学びを奨励せねばと思っています。

将来、大人になってから、いくつかの困難に直面することでしょう。そんな時、成長段階で数々の失敗を克服した経験が、逆境を跳ね返し、困難を克服する強い意志となってくれるに違いありません。

子供に心の強さを期待するなら、まず、親が育て方を間違わない事です。

褒めて伸ばす成長。厳しい経験を積ませる成長。

どちらも、子育てには大切な要素ではないでしょうか。


ITeens Lab(アイティーンズラボ)

 

 

 

 

 

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