子供は夏休み中。
親としても、この長期の休み中に、普段と違った体験をさせてあげたいと考えています。
外に連れて行ってあげる事の他に、家の中で、普段は忙しくて子供に任せていられないような事もどんどんさせています。
最近、ママが料理をしている時に、娘はしきりに手伝いたがるので、妻と一緒に料理体験をさせてあげることにしました。
とはいえ、突発的に決めてしまったもので、娘にとっては、ちょっと後味の悪い料理体験になってしまったのです・・・
その日、妻は揚げ物を作っていました。鶏肉の唐揚げです。
娘は椅子の上に乗って、ママと同じ目線で料理開始。
市販の唐揚げ粉をビニール袋に入れ、その中に鶏肉を投入し、下からポンポン叩いて唐揚げ粉を鶏肉にまんべんなく馴染ませていく工程を、娘にやらせてみます。
簡単な動作なので、もちろん上手くいき、娘もご満悦。
ちょっと一安心した娘は、椅子から降りたのです。
さて、ママは、鶏肉を油に投入。
ジュージューという揚げ物独特の音がし始めると、娘は「わ~、見たい見たい!」と言い、天ぷら鍋に不用意に近づいてきたのです。
娘の顔の位置と天ぷら鍋の位置が、ちょうど同じくらい。
そしたら、なんと、「パ~ン!」という音を立てて、油が飛んでしまったのです!
その瞬間、娘は「ぎゃ~!」と大声を上げて泣き出してしまいました。
そう、運悪く、飛散した油が娘の顔を直撃していたのでした!
本当に熱かったこともありますが、初めての経験にビックリしたのでしょう。すぐに患部を冷やしてあげました。
ほんの少量の油だったので、深刻な怪我には至らなかったものの、翌朝、左目の周り2か所が赤くなっていました。(結果的には、5日程でカサブタが取れて完治)
この種の事案は、親の監督不行き届きと思います。
まず、子供の最初の料理体験が揚げ物っていうのは、ハードルが高過ぎました。
それと、現時点では、子供の目線とコンロの位置が同じくらいなので、子供がコンロに近づくと、顔の位置に火や熱した調理器具があるわけです。
気が付きませんでした・・・
次回以降、親の安全配慮を心得た上で、娘に楽しい料理体験をやらせてあげようと思います。
小さな子供の学びや成長は、親の安全配慮義務とセットなんですよね!