公開から10日間で、興行収入100億円を突破し、大ヒット絶賛上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。
もはや社会現象とも言うべき「鬼滅の刃」人気が、地方経済にも予想外の波及効果を見せています。
「鬼滅の刃」ファンより聖地巡礼とも言うべき訪問を受けているのが、九州は大分県別府市にある「八幡竈門神社(はちまんかまどじんじゃ)」。
「鬼滅の刃」のストーリーに描かれる地名は、基本的には架空の設定です。
しかし、主人公の「竈門炭治郎(かまど たんじろう)」に由来する「竈門」という名前の他、神社に伝わる伝承などが「鬼滅の刃」のストーリー背景に近い等の理由から、ファンの間で話題となったのが、大分県別府市の「八幡竈門神社」だったようです。
登場人物が使う技「生生流転」で描かれる竜が、「八幡竈門神社」の本殿の天井に描かれている竜と非常によく似ている点。
また、人食い鬼伝説もあり、その鬼たちは朝の太陽に驚いて逃げてしまい、二度と現れなくなったという伝説については、「鬼滅の刃」の鬼も、太陽の光を浴びると死んでしまうという設定と酷似しています。
さらに、大分県別府市は、「別府温泉」で有名な観光地。
別府市には、「地獄めぐり」という地熱や温泉を利用した観光スポットがあり、各スポットには巨大な地獄の鬼の像が展示されていて、鬼のイメージを強く彷彿とさせる場所でもあります。
鬼滅の刃ファンの「八幡竈門神社」への聖地巡礼は、2019年11月頃から始まったそうで、映画が公開された10月16日(金)以降は、県外から数多くのファンが訪れたのだとか!
別府市に到着後は、別府温泉の旅館やホテルにゆっくり宿泊して、観光名所と「八幡竈門神社」での聖地巡礼を楽しんだのでしょうね!
ちなみに、「八幡竈門神社」の簡単な情報は以下の通りです。詳細は、公式サイトを参考にしましょう。
〒874-0011
大分県別府市大字内竈(うちかまど)1900番地
電話・FAX:0977-66-1633
無料駐車場:70台
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の大ヒットが、このような形での地方に経済効果をもたらすとは、専門家でも予想できなかったでしょうね!