最近、反抗的な言動がちらほら出てきた4歳の娘。
当然、私も妻も手を焼きます。
先日も、「明日は保育園に行かない。ジジとババ(おじいちゃんとおばあちゃん)と遊ぶ!」と言って駄々をこねます。
妻は、「いいよ、明日はジジとババと遊びに行くよ!」と言うではありませんか。そんな予定などないし、妻も私もそうさせるつもりはありません。
私:「ちょっと、そういう嘘はまずいんじゃないか?」
妻:「明日になったら忘れてるわよ、きっと。」
次の朝、子供を起こすと、開口一番「ジジとババ、来る?」・・・
妻:「さあ、保育園に行くよ。」
子供:「いや、ジジとババと遊ぶ!」
妻:「もう、いい加減にしなさいよ。」
子供:「だって、ママが約束したもん!」
これで勝負あり。正論でいけば、妻の負けです。
4歳にもなれば、昨日言った事くらい覚えていますよ。
妻はもうキレ気味、子供は半泣きで駄々をこねます。
「○○ちゃん、今日ねぇ、ジジとババは、お仕事で忙しいんだって。また一緒に遊ぼうねって言ってたよ。今日は、保育園でお友達と遊んだらいいよ。また、ジジとババと遊んだらいいじゃない?」
私は、子供を抱きかかえて目をじっと見て、ゆっくりとした口調でこういうと、「あ~あ、つまんないなぁ。」と言って大人しくなり、すんなり保育園に行ったのです。
駄々をこねる子供の機嫌を取る為とはいえ、嘘、非科学的な事、非現実的な事は、単なるその場しのぎの対応でしかありません。
また、都合よく嘘をついても良いという誤ったメッセージを子供に与えかねないと思います。
ましてや、4歳ともなれば、言葉に対する理解力と記憶力は、親の想定を超えて日々発達いるはずです。
親がその場しのぎの対応で何の気なしに言った事も、子供はハッキリと理解して記憶しているものです。たとえ、4歳の幼児であったとしてもです。
子供が4歳にもなれば、言葉と口調を賢く選べば、大人と同じように正論で話すべきだと思います。
長い目で見て、それが子供のコミュニケーション能力の発達に大きく貢献するに違いないと考えています。