志村けんさんが、2020年3月29日、新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎のため亡くなった事は記憶に新しいところです。
志村けんさんが若かりし頃に在籍していたのが「ザ・ドリフターズ」。そのドリフターズの全盛時代の冠番組が「8時だョ!全員集合」と「ドリフ大爆笑」。
先週の日曜日(2021年9月5日)の夜8時半頃だったでしょうか。リビングルームで、5歳の娘が大笑いしているのが聞こえます。
何事かと思いリビングに行ってみると、テレビを見ながらお腹を抱えて笑い転げています。
どんな番組だろうとテレビの画面を確かめると、BS放送の「ドリフ大爆笑79」。なんと、1979年のドリフターズの番組だったのです。
娘が大笑いしていたのが、志村けんと加藤茶のコント。特に、志村けんのコントは、娘に大ウケでした。
1979年といえば、42年前。お笑いやコントには、時代背景が色濃く反映されているものです。
しかし、志村けんのコントは時代を超越して、42年後の子供からも笑いが取れているのです。
これって、凄くないですか!
言葉のやり取りによる面白さだけでは、言語が未発達の5歳児を笑わせることは難しいでしょう。しかし、志村けんは、動作や表情だけでも充分面白いから、40年以上未来の子供も笑わせることができたのだと思います。
志村さんが亡くなってから、1年以上が過ぎました。
改めて、日本を代表する偉大なコメディアンであったと実感すると同時に、コロナウイルスへの感染が悔やまれます。
志村さんが残したコントは、どこかのチャンネルで再放送され、次の世代の子供にも笑顔を届け続けるに違いありません!
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