異なる2つの文化の中で、2つを吸収する娘と、一触即発の夫と妻。普通の家族日記なんですけど、とんでもない話も頻発する家族の日記です。
初恋 小学生

初恋 小学生

今年のゴールデンウィークの後半、5月3日水曜日は、小学2年生(7歳)の娘にとって、ちょっと忘れられない日になったようです。

この日、妻がお弁当を作って、自宅から1時間半ほど離れた公園にピクニックに行きました。広い敷地の公園には大規模な遊具があり、家族連れがたくさん来ていました。

お弁当を食べた後、娘は一目散に他の子供が遊んでいる所へ。

敷地内には小さな人工の川があり、娘はそこで一匹の蛙(カエル)を見つけたのです。恐る恐る近づくのですが、蛙はぴょんぴょん飛び跳ねて逃げてしまいます。

そこへ、娘と同じくらいの背の男の子が来て、「僕が捕まえてあげる!」と言って、蛙を捕まえたのです。

娘は、男の子の手の中の蛙をしげしげと見ていました。その後、蛙を逃がし、娘は「向こうで遊ぼう!」と言って男の子の手を取り、遊具の方へ2人で走って行きました。

ゴールデンウィーク中の微笑ましい一幕として、私も妻も、2人をしばらく遊ばせておくことにしました。初めて会ったとは思えないくらい、意気投合して遊んでいましたね。

 

1時間程が過ぎ、そろそろ別の場所へ移動する時間です。

娘を呼び寄せ、「さぁ、そろそろ次に行こうかな。」と言うと、娘と男の子は「えっ?」という表情になりました。

「じゃあ、お友達にさよならを言おうか?」と娘に促すと、娘は「バイバイ・・・」とだけ言い、急に元気が無くなったのです。

ここからが、驚きの展開となりました!

その男の子は、地面に咲いている花を一輪摘み取ったのです。

それを「はい、これ。」と娘に差し出して、こう言ったではありませんか!

「これで、今日のことはいつでも思い出せるから!」

一瞬、耳を疑いましたよ。

何と、ロマンチックな台詞でしょう!

小学校低学年ですよ!?

2人はお互いに手を振って、名残惜しそうにその場を離れたのでした。

 

翌日の朝、娘の机の上には、枯れかかった一輪の花がありました。

私:「あれ?これ、昨日もらった花?」

娘:「うん。これがあれば思い出せるから・・・」

少し物思いにふけったような娘の表情。。。

まさか、7歳で初恋?

初恋には早過ぎると思っているのは親だけで、そもそも恋心に年齢は無関係なのかな?

今年のゴールデンウィークは、小学2年生の娘が初めて男の子を意識した記念すべき休日となったのかもしれません。


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