私の仕事は貿易関係なので、1週間のうち3~4日は外国人と会っています。
彼らのオフィスや、外航船に乗船して仕事をします。
新型コロナウイルスの影響で、最近、外国人の私たちとの接し方が変わりました。
4月~5月の第一波の時は、こちらが外国人を警戒して、マスク、ゴム手袋、アイソレーションガウンを身に着けて、彼らはといえば、マスクをしている者は少数でした。
外国人から見れば、第一波の時は、日本の方が安全と思っていたのかもしれません。(全員がそうとは言い切れませんが・・・)
しかし、最近では、外国人が明らかにこちらを警戒しています。
オフィスでは、私たちと直接対面する外国人は、全員フェイスシールドをしています。
また、対面着席は拒まれます。
外航船の船員は、さらに警戒心が強く、船の会議室などには入れてくれません。
入口からすぐの隔離部屋みたいな所で仕事をします。
私たちと同じ隔離部屋に入る船員は、全員フェイスシールドとゴム手袋をしています。対面着席は無しです。
私たちは、マスクとゴム手袋だけです。
フェイスシールドは、構造上、飛沫を通さないので、予防という視点からはマスクより効果的であることは間違いありません。
一緒に仕事をしていて、多少の違和感はありますが、コロナ禍の今としては、感染予防対策として解釈するしかないのでしょうね。
しかし、外国人によっては、露骨にこちらをバイ菌扱いするようなヤツもいるので、気分は決して良くないんですけど。
日本人のコロナ対策は、相変わらずマスクが主流です。
しかし、コロナ感染予防対策、飛沫対策として、こちらもフェイスシールドを準備すべきです。マスクはあくまでも飛沫を拡散させない為の効果であり、感染予防の効果ではありません。
コロナ禍では、私生活であれ、仕事中であれ、飛沫拡散防止対策と感染予防対策の両方が切実な現実問題ですからね。