異なる2つの文化の中で、2つを吸収する娘と、一触即発の夫と妻。普通の家族日記なんですけど、とんでもない話も頻発する家族の日記です。
ジョコビッチ ルール リスク

ジョコビッチ ルール リスク

男子テニスの世界ランキング第1位のノバク・ジョコビッチ選手が、全豪オープンテニス2022への出場の為、1月5日深夜にオーストラリアに到着。

しかし、入国審査において、コロナワクチンの未接種およびワクチン免除を証明する書類に不備があることを理由に、入国を拒否されたというニュースがありました。

 

この問題は、子育ての上でも、大きな教訓になると思うのです。

この問題の経緯にもう少し詳しく触れておきます。

 

ジョコビッチ選手は、現在のテニス界の第一人者。全豪オープン大会主催者側も、最も出場して欲しい選手であることは間違いありません。

また、今年の全豪オープンで、ジョコビッチ選手は、同大会通算10度目の優勝、そして、グランドスラム大会通算21勝という男子テニス史上最強の称号を賭けて戦う予定でした。

しかし、現時点(1/7)では、大会出場はおろか、オーストラリアに入国すらできず、さらには国外退去を命じられている状況なのです。

ジョコビッチ選手は、2021年4月、「個人的にワクチン接種には反対だ。移動のために接種を強制されたくはない」とコメントしています。しかし、同年6月、ジョコビッチ選手はコロナに感染。


それ以降も、本人は、ワクチン接種を受けたか否かを公表していませんでした。

 

前置きが長くなりましたが、私が思うところの子育てをする上での大きな教訓とは、「ルール」と「リスク」です。

生活を営む上で、どのような社会にもルールがあります。場合によっては、法律と言い換えても良いでしょう。

 

ルールにも侵さざるべき厳格なルールと、推奨程度のルールもありますが、いずれにせよ、ルールを守れば問題無く、ルールを破れば何らかの罰則や制裁があります。

民主主義的な法治国家では、例外なく何人もルールを超越することはできません。

 

しかし、世の中には、ルールだと知っていて、ルールの網の目を巧妙にすり抜けようとする者、または、個人の主義だとしてルールなど全く意に介していない者がいます。

個人的な主義や主張にいかに正当性があるのかは別問題として、ルールに従わない場合、何らかの罰則や制裁を受けるリスクを覚悟する必要があります。

現在は、個人的な理由に対して社会が多少寛容になってはいますが、基本的には「ルールはルール」という前提が揺ぎ無く存在しているのです。

 

私の娘は6歳。実際に、最近では、家庭内のちょっとしたルールを窮屈に思うことも増えてきたようです。

来年度からは小学校の新一年生。

家庭内のルール、学校内のルール、お友達の間のルールと、現実の社会生活に突入となります。

まず、「ルールを守る」という前提に特別扱いは無い事を、学んで欲しいと思っています。

テニス界の第一人者のジョコビッチ選手ですら、全豪オープンテニス大会への出場に特別扱いは認められなかったのですからね。

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