異なる2つの文化の中で、2つを吸収する娘と、一触即発の夫と妻。普通の家族日記なんですけど、とんでもない話も頻発する家族の日記です。
夫婦喧嘩 子供が止める

夫婦喧嘩 子供が止める

普段から夫婦喧嘩が少なくない私と妻。

手を出すことは全く無いのですが、妻の口の悪さにはウンザリ。罵詈雑言という表現がピッタリです。

我が家の夫婦喧嘩のよくある原因は、妻がある事ない事を汚い表現で連発するため、それに耐えられなくなった私が妻を怒鳴るという悪循環です。

 

子供(娘)が小さかった頃は何とか誤魔化せていましたが、小学校2年生で8歳となった現在、娘は私と妻の会話が始まると、意図的に耳を傾けるようになり、話の内容は大筋では理解しています。

最近、私と妻との会話が不穏な方向に行き始めると、娘がすぐに会話に割って入るようになったのです。

「もう、ママもパパも止めてよ!」

こう言いながら、目はほぼ涙目になっています。

 

子供にとって、一時的にせよ、夫婦の不仲には不安や恐怖を感じるのだと思います。子供の目の前で起こる夫婦喧嘩は児童虐待であるし、確実に子供の心理に負の影響をもたらします。

それでも、妻は私への罵りを止まない時があります。

そんな時、娘は、妻と私の間に立って、「もういい加減にして!止めて!」と大声で叫びます。

子供の魂の叫びを聞いて、私もふと冷静さを取り戻します。

これで喧嘩を止める、または、少なくとも一時休戦にしなければなりません。

子供が止める夫婦喧嘩、親としては何とも情けない限りです。

妻はどう思っているのやら。。。。

 

夫婦といっても別人格。考え方や価値観の相違があって当然です。

しかし、非科学的な事、社会の一般常識を軽視するような事、根拠に乏しい事、自分だけに都合が良い事、怠惰を助長する事、自分以外へ無配慮な事など、著しく偏った考え方には賛同できようはずがありません。

上記のような事は、多様性を重視する事とは明らかに違います。

 

私の妻は天上天下唯我独尊的な考え方なので、生活面や子供の教育面で、意見の衝突が少なくありません。

しかし、そばにいる子供を悲しくさせる程の論争なら、少なくとも、子供がいる所では自重する必要があると考えます。

以前は、夫婦喧嘩が始まりそうな気配を感じたら、ベッドルームに駆け込んでいた娘。

今は、夫婦喧嘩を止めようと割って入るようになりました。

気丈に振舞ってはいますが、いずれにせよ、娘の心は傷ついているに違いありません。

 

子供がいる所でも夫婦のいがみ合い、または子供の目にはそう映るものは、児童虐待であるとの共通認識が夫婦には絶対に必要ですよね。

親としては、猛省の日々です。

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1件のコメント

  1. こんにちは。ブログ村から購読させていただいています。僕も、似たような経験がありましたので、いろいろ学びました。子供は、イミテーションで育ちます。幼少期の子供は、両親のモノマネで本人の基本的人格を形成していきます。また子供は、肉体的に十分成長していない分、精神的に物事を察知するので両親からのエネルギーに大きく影響されます。両親が子供の前で喧嘩を頻繁にすると、その時の感情や、親の怒りのエネルギーがそのまま子供には細胞レベルで記憶され、大人になって無意識な形で人間関係、対人関係、に影響し、ひどくなると精神的トラウマとなる可能性があります。僕らの場合、喧嘩をしそうになるとどちらかが外に出るようにしていました。その後、僕の方に妻に対しての愛が冷めていることを自覚したので、離婚に踏み切りました。当時は子供にとってそれがどういう影響を与えるか心配もしましたが、信用のおける教育専門家に相談したところ、親が離婚しても両親が毅然とした態度でいれば子供は大丈夫である、といったアドバイスをいただきました。今となっては、子供が小さい時に離婚をしておいてよかったとつくづく思っています。話が長くなるのでこのあたりにしておきますが、是非とも、お子さんへの影響を最小限にしてあげるため、喧嘩しそうになったら距離を置く、奥様とカウンセラーに会うなど、お二人のサポートを求めてみることなどしてみることを考えてみてはいかがでしょうか。もしも、お話したいようなことがあれば、お気軽にご連絡ください。当方、アメリカ、カリフォルニアに居住しております。では。

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