異なる2つの文化の中で、2つを吸収する娘と、一触即発の夫と妻。普通の家族日記なんですけど、とんでもない話も頻発する家族の日記です。
育児 夫 どこまで

育児 夫 どこまで

子供は、夏休み期間中。

この夏、夫は、どこまで育児に関わるべきかについて、ちょっと悟ったエピソードがありました。

 

私も妻も仕事がある為、小学校1年生の娘は、毎日児童クラブへ通います。

しかし、今年のカレンダーでは、8月11日から15日までは児童クラブもお盆休み。私の休みは13日から15日で、妻はその間仕事。

ということで、私は、娘とまるまる3日間、朝起きてから夜寝るまで一緒に過ごすことになりました。

 

朝起きてから、朝食を作って、娘と二人で食べる事からスタートです。

午前11時頃まで、子供の夏休みの宿題を見てあげて、それから、外で昼食を取って、夕方まで遊びに出かけます。外で夕食を食べて帰宅し、お風呂に入って就寝というパターン。

1日目は、子供の言動にイライラしっぱなしで、とにかくストレスでしたよ。「言う事を聞きなさい!」と何度言ったことでしょう。疲れました。(苦笑)

1日目の夜に眠りについた時、「明日と明後日が思いやられる・・・」。正直、そんな感想でした。

 

2日目、朝から好き勝手な事を言う娘。しかし、不思議と、私も前日ほどイライラしていない自分に気が付きます。慣れもありますし、どうやって切り返せば良いかも、少しずつわかってきます。

外で昼食を取っている、遊んでいる時など、不特定多数の人といる場合でも、娘は時々わがままを通そうとします。

そんな時、𠮟りつけて強硬手段で子供を黙らせるのが手っ取り早いのですが、子供も親の怒りに次第に慣れてしまい、このような手段は、遅かれ早かれ効果が無くなります。

 

それより、「こんな良い事があるから、こうした方が得なんじゃない?」とメリットを強調して誘導した方が、私の娘は言う事を聞く傾向にあります。

例えば、遊ぶ場所で、ポップコーンやソフトクリームをしきりに欲しがった時のことです。

「もうすぐ夜のご飯じゃん。モールのフードコートで好きなものを食べて、それからサーティワンでアイスクリームを食べた方が美味しいんじゃない?」と言うと、すんなり聞き入れてくれます。

お盆休みの3日間、とことん娘と向き合って生活すると、「この子は、こういう風に反応するのか!」という気付きが結構ありました。

これまでは、子供が寝るまで、出かけている時だけ等々、ごく限定的な時間帯さえやり過ごせば子供から解放されるような、その場しのぎがほとんどでした。

しかし、今回はたった3日間ですが、妻の助けは無く、私と娘の二人だけ。72時間、腰を据えての育児で、初めて「うちの子は、こういう風に反応するのか!」という領域に到達したのでした。

 

自分が最も痛感した事は、育児にワンオペはあり得ないとも悟ったことです。

育児ワンオペなんかやっていたら、どちらかがストレスで疲れ切ってしまいます。当然、夫婦仲にも良い影響などあろうはずがなく、夫婦喧嘩の原因になりますよ、絶対に!

育児の基本は、夫婦で協力して分担。

奥さんの方も、「夫は使えない・・・」とか「どこまで任せるべきか・・・」なんて考えず、全面的にやらせてみるべき。

世の夫諸君も、奥さん任せにせず、子供ととことん向かい合ってみるべきです。

今年のお盆休み、棚から牡丹餅的ではありますが、育児に関して、大切な気付きが多くありました!

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