11月2日(火)、PTAの会合に参加しました。
実際に小学校に出向いて、私としては参加は初めてでした。
1年生から6年生までのPTA役員と、校長先生および教頭先生もいました。
全学年のPTA役員は約50名ほど。
教室全体をぐるっと見渡してわかったことは、50名のPTA役員の中で、男性はたった2名。もちろん、私を含めて2名です。
48名が女性、たった2名が男性のPTA。
偏り過ぎですよねぇ。。。
こうなってしまうのには、やっぱり、理由があります。
今年度のPTA役員を決めたのが、4月の入学式。
その時、保護者のほとんどは、どうやってPTAの役員を断ろうかと思っていたことでしょう。立候補者が全くいないので、全員の保護者がじゃんけんをして、役員を決めたんですよ。
私は、見事に全敗で役員になりました。(苦笑)
日本では、まだまだPTAなどの学校行事に関しては、母親がやるものとの社会通念が根強く残っている事実が主要な要因であることは間違いないでしょう。
また、私たちの小学校のPTAの集まりは、平日の午後2時前後から始まるように日程が組まれてます。ですから、一家の大黒柱である大半の父親は、わざわざ有給休暇を取得しなければ、PTAの会合には参加が困難なのです。
夫婦が両方とも正社員として働いているのなら、どちらかがお休みを取得することになります。夫婦のどちらかが正社員、一方がアルバイトやパートの場合、やはり、正社員の方が勤務して、一方がPTAに出ることになりがちです。
我が家の場合は、妻が外国人で、日本語能力に不安があるので、私が有給休暇を取得して、PTAの会合に出席しています。当然ですが、私も全ての会合に出席できているわけではありません。
娘が通う小学校では、女性が大半を占めるPTA。
現在、PTAの運営に何の問題も無さそうですが、これだけ男女の比率が偏っていると、「これでいいのかな?」と考えてしまいます。
日本社会のあらゆる所で、男女平等が進んでいない身近な現実を見たような気がしました。
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