異なる2つの文化の中で、2つを吸収する娘と、一触即発の夫と妻。普通の家族日記なんですけど、とんでもない話も頻発する家族の日記です。
リポビタンD バッカスD

リポビタンD バッカスD

私は、よく韓国の方とお仕事をします。

彼らを訪問すると、よく出される飲み物が、韓国版栄養ドリンク「バッカスD(Bacchus D)」

日本ではお馴染みの栄養ドリンク「リポビタンD」とそっくりなんですね。

並べてみると、類似性が一目でわかります。(苦笑)

 

製造元は、「リポビタンD」が大正製薬、「バッカスD(Bacchus D)」が東亜製薬

 

ここまで似ていると、「どっちがどっちのパクリなの?」という論争になります。まぁ、どちらも「はい、私があなたをパクリました。」なんて言うわけがありませんけど。(苦笑)

では、「バッカスD」と「リポビタンD」をウィキペディア情報で調べてみると、以下のような事実が判明しました。

 

まずは、「リポビタンD」から。

「リポビタンD」は、大正製薬が販売する栄養ドリンク剤で、同社の登録商標(第528525号ほか)。

「リポビタンD」の前身は、1960年に発売された錠剤「リポビタン」とアンプル「リポビタン液」。その後、タウリン入りのリポビタン液を飲みやすく改良し、1962年3月に現行の形で医薬品として販売開始。1999年3月31日より医薬部外品、そして、2009年6月からは指定医薬部外品となりました。

 

一方、「バッカスD」は、韓国の東亜製薬が製造。バッカスDは当初、錠剤として1961年に発売。そして、1963年に飲み物として販売されるようになりました。

 

なるほどねぇ。

単純に、発売された時期のみを比較してみると、「リポビタンD」の方が若干早いですね。

しかし、発売当初は錠剤で、その後、液状の飲み物になった経緯も同じ。発売の時期は、バッカスが1年遅れ。補足情報としては、含有物は双方ほぼ同じだそうです。

 

1960年代当時は、海の向こうで起こっている事なんて、一般の人たちはなかなか知り得なかったという事情があります。

しかし、インターネットで地球の津々浦々の情報まで一瞬で知る事が可能な現代では、隠しておきたい事もすぐにバレてしまいます。

 

私も、「バッカスD」の存在は、最近になって知りました。

発売当時の事情というものもあるのでしょうが、パッケージくらいは、全く違ったものにした方が良いのではないでしょうか?

事と次第によっては、オリジナルの方が不利益を被ってしまいますよね。

 

人と人の交流から上手くいくのに、国家と国家になると、日本と韓国はまだまだ近くて遠い国。

どちらにも有能なリーダーが同時期に表れて、仲良くできる国家同士にしてもらいたいものです、

 

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