昨日の同僚の話です。
6月1日(月)から、学校が再開されました。
同僚の子供は小学生が2人。子供が帰宅して、学校から一枚のプリントを持って帰ったそうです。
そのプリントは「家庭でのインターネット環境」についてのアンケート。
アンケートの内容は、おおよそ以下のような内容だったようです。
*家庭にインターネット環境はありますか?(スマホは対象外)
*インターネットの利用は無制限ですか?
*子供が使えるパソコン、またはiPadがありますか?
*子供1人に1台のパソコン、またはiPadがありますか?
(注)スマホは対象外
今後、新型コロナウイルスの感染の程度によって、オンライン授業への準備のためのアンケートに違い無いでしょう。
オンライン授業を立ち上げること自体は、そんなに困難ではないと思います。パソコンやiPadを学校側が用意する事も不可能ではないからです。
しかし、問題は、オンライン授業の効果です。
通常の授業でさえついて行けない生徒が少なからず出てくるのに、オンライン授業で良好な結果が伴うのか、非常に疑問です。
また、発信する先生も、画面越しに生徒のフィードバックを得ることは困難だと思います。
画面を見ている生徒も、40~45分間の授業の間、集中力を保てるのでしょうか?
誘惑の多い自宅で誰もとがめる者がいない場合、朝から、お昼休みを挟んで、夕方まで、学校にいる時と同じように自分を律することができるでしょうか?
物品の不足を補うことは、決して不可能ではありません。これは、あくまでお金で解決できる問題だからです。
一番の問題は、生徒がオンライン授業で結果が出せるかです。
我が子も、小学校入学が2022年。まだ時間があるとはいえ、対岸の火事では決してありません。
今は、再度一斉休校などにならないように願うばかりです。