日本では、家事負担の割合は、女性(妻)の方に偏っているのが現状だと思います。
家事負担のバランスは、「妻がせっせとワンオペで、夫(男性)は手伝わない」が一般的と言っても過言ではないでしょう。
しかし、我が家は、世間とは真逆。私の妻は、家事に対して非常に怠惰です。
妻との夫婦生活は、今年で8年目。
これまで、妻には、家事を軽視しないで欲しいと何度も訴えたのですが、全く聞く耳を持ちません。というか、「共働きなんだから、仕方がないでしょ!」と逆切れして、理不尽な不満をまくしたてる始末・・・
こっちは、明らかに妻より毎日長時間働いて、なおかつ、家事もキッチリこなします。ですから、我が家の家事負担率は、夫である私に圧倒的に偏っています。
その主な原因は、妻が単純に家事をしない事実に尽きます。しかし、もう一つは、私ができる事は全てやってしまおうと決断したからなのです。
過去7年間、口を酸っぱくして家事の件を言ったところで、何の進展もありませんでした。家事については、妻にいくら何を言っても時間の無駄と悟ったのです。
ですから、家事のほとんどは私がやっているわけです。
妻がやることといえば、食事の後の汚れた皿を洗う事と、洗濯をした自分の衣類を片付けるだけ。しかし、この2つさえも毎日やりません。
料理を作ってくれるのも毎日であれば感謝できるのですが、せいぜい週3回。それ以外の日は外食なのです。
極めて不公平な家事負担率を私が受け入れた理由は2つ。
1つには、私が整理整頓しないと、家の中が本当にゴミ屋敷になってしまうからです。
掃除と整理整頓をしないと、家の中が徐々に不衛生になるし、雑然とした生活環境は、精神的にも負の影響があります。
2つ目は、整理整頓されていない状態が放置されることによる子供への悪影響です。
実は、先日、6歳になる娘が、妻にこのような事を言ったのです。
「ママ、パパばっかり掃除してるし。」
「パパに文句言わないで。ママはスマホ見てるだけのくせに。」
6歳といえど、もう誤魔化せないと思った瞬間でした。
この娘の言葉が、妻にどのように響いたか疑問でしたが、残念ながら、子供の叫びは妻の心には全く突き刺さらなかったようです。
やはり、妻は何もやりません・・・
私は、出勤前にゴミ出しをします。仕事から帰宅して、食事を取った後は、テーブルを片付けて、掃除をして、子供の勉強を見て、お風呂に入れて、自分がお風呂に入って、洗濯をして、洗濯物を干して、自分の仕事と副業をやってから、やっと眠りにつくことができます。
ですから、私がベッドに入る時間は、深夜0時より早くなることはありません。
ゆっくりできる休みの日など、ほとんどありません。普段できない、寝具を干すとか、寝具を洗濯するとか、子供の学校用の上靴を洗うとか、本当に終わりが無いほどやることがあります。
子供がいなければ、とっくに離婚になっているんじゃないかな。
「妻と家事を公平に分担できますように」と、どんなに神様にお願いしたでしょうか・・・
世間一般では、家事を手伝わない男性たちに女性の不満が蓄積されているようですが、我が家のような真逆のパターンの家庭も存在します。
家事に男女の区別はありません。
夫婦、または家族全員で家事は分担するべきです。
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