1月11日(月)成人の日は、妻は仕事。
というわけで、私が5歳の娘と一緒に休日を過ごすことになりました。
ここで、子供の食べ物の好き嫌いが、突然克服されたエピソードを、驚きをもってご紹介します。
お昼ご飯は、近くの中華料理の王将へ。
娘がメニューを見て、「パパ、これこれ。」と指でさしたのが炒飯。
「あれ?待てよ。」と、ふと思いました。
娘は、卵が苦手なはず。食べ物の好き嫌いが激しいタイプではないのですが、卵とお豆腐だけは苦手で、家では決して食べようとはしません。
王将の炒飯には卵が入っているし、炒飯は卵スープ付き・・・
まぁ、いいか。娘が食べたくないって言い出したら、私が何か他の物を注文して、それを食べさせることにしました。
そして、娘の注文した炒飯が卵スープと共に運ばれてきました。
「いただきま~す。」と言うと、娘は炒飯をパクリ。「美味しい~!」
もう一口、パクパク。さらに一口、ぱくぱく。
すると、今度は、卵スープをすすり始めたのです!「パパ~、これ美味しい~!」
「ええっ!マジ?」
私は、ひっくり返るほど驚きました!
娘の好き嫌いがこうも簡単に克服できたなんて!
娘の卵嫌いな原因はよくわからず、三歳くらいの時から既に卵は食べていませんでした。娘がなぜ卵嫌いになったのか、妻も私も皆目見当もつかず、対応は棚上げ状態だったのです。
王将の炒飯の卵スープが、好き嫌い克服の第一歩となった理由は、以下の3点であると推測します。
・空腹:
王将に行った昼食時は、子供は空腹。「空腹にまずいもの無し」だったのでしょう。
・卵が少量だけ混入:
炒飯も卵スープも、ごく少量の卵が混入しているようにしか見えません。子供の目には、卵が全面的に自己主張する料理には見えなかったと推測します。
・レシピ次第:
親が食べさせようとする卵料理ではなく、子供が食べたいと思う料理に卵が入っていて、さらに実際に美味しかったことが重要だったと推測します。
子供の好き嫌い対応の第一歩は、子供の苦手な食材が、好きな料理にほんの少しだけ混入しているレシピを、本当に空腹時に食べることではないかを思います。
長い目で見て、偏食は健康面でデメリットが多いもの。
子供の好き嫌い克服は、焦らずに、空腹とレシピの組み合わせで、時間をかけて対応したいものです。