春から夏へと、確実に季節は移り変わっています。
気温が20℃後半になってくると、マスクが蒸れて不快に感じることがあります。
人が衣替えするように、マスクにも夏用といえる「冷感マスク」があります。
冷感マスクとはいっても、持続的にずっと冷たいのではなく、ヒンヤリ感と通気性の良い素材で作られている為、装着している時のマスクと体温の温度差がヒンヤリ感となり、通気性の良い素材で蒸れ難くなっているという事のようです。
それでも、使い捨てマスクが蒸れて暑くなるのを我慢するより、不快感を軽減できる価値はあります。
素材として「アイスシルク」と記載されています。アイスシルクという生地は無く、複数の化学繊維を配合した集合体です。
アイスシルクの配合によく使われるナイロンやポリエステルには、接触冷感があります。また、同じくよく使用されるレーヨンには、吸湿性と吸水性があります。
これらの接触冷感作用、吸湿性、吸水性で、冷感と蒸れないマスクが成立しているようです。
また、「アイスシルク」の「シルク(絹)」は、出来上がった素材の感触がシルクのようになめらかであることに由来と考えられます。
まだまだ新型コロナウイルス感染対策として必要なマスク。
梅雨から夏用として、接触冷感と蒸れにくい「冷感マスク」を試してみてはいかがでしょうか!