2019年9月から始まったオーストラリアの山火事。
4ヵ月経過した現在(2020/01/09)も、鎮火の目処は立っていないようです。
この森林火災の被害は、人間の生命だけではなく、オーストラリアの生態系を脅かしています。
シドニー大学(University of Sydney)は、2019年9月以降、ニューサウスウェールズ州だけで推計4億8000万匹の動物が死んだとする研究結果を発表しました。
しかし、この数字に含まれるのは、哺乳類、鳥類、爬虫(はちゅう)類のみ。
つまり、「少なくとも4億8000万匹が死滅した」という意味で、この研究結果に含まれていない種を加えると、どれほどの動物が被害を受けたのか想像すらできないほど破壊的であるに違いありません。
鎮火した後も、生息地が焼失した動物たちには、餌となるモノが無いため、ほどなく飢えに苦しむことになります。
酷い火傷を負ったコアラが救出され、人間から与えられたペットボトルの水を必死で飲む姿の映像を見て、心が痛むのは私だけではないでしょう。
これは、世界規模での国家的援助と個人単位での援助が必要です。
私も、この投稿の記事を書きながら、オーストラリアを援助する寄付などを探しています。
個人単位では、今すぐ状況を変えられませんが、まずは、オーストラリアでの人的被害や動物被害などについて、家族や友人同士で話題にしていきましょう。
後に、このページに、寄付などの情報を加筆していく予定です。