7歳の娘(小学1年生)は、語彙力や表現力が日に日に増しています。
祖父や祖母が幼児言葉を使うと、逆に面白がって笑う程です。
子供の言語能力の成長って、それこそ日進月歩です。
しかし、「読解力」については、自然な成長に加えて、時間をかけて意図的に鍛える必要があるのかなと思わせるエピソードがありました。
先日、私、妻、娘で外食した際の事です。娘は、自分のものを食べ終えると、テーブルの上のアンケート用紙と鉛筆を手に取りました。お店の評価をお客さんに問うための、よくあるアンケートです。
娘は、アンケート用紙をジッと見た後、何やら書き始めたのです。
「できた~!」と言って、見せてくれたのがコレ。↓
「お気付きの点がございましたらお願いします。」と書かれた記入欄に、娘が書いたのは「100,000,000点」(1億点)!!
娘は「お気付きの点がございましたらお願いします。」の意味を理解できず、「点」という字だけで判断して、料理を点数で採点してしまったのでした!
「凄く美味しい!」という意を込めて「1億点」と評価したそうです。(苦笑)
一般的には、「読解力がない」という事になるのでしょう。
しかしながら、お店のアンケート調査に興味を持って、7歳にして初挑戦した娘もあっぱれをあげようかなと。(玉砕でしたけど・・・)
読解力は、子供の頃もそうですが、大人になって必要不可欠な能力です。
読解力をつける方法の一つとして、問題集を買ってみました。
しかし、問題集のようなテスト形式やドリル形式は、小学1年生にとって余りに「勉強させられている」という印象であるようなので、いまいち子供が乗り気ではありません。
読解力をつける最善の方法としては、本に親しむようにする、親子間でも過度に子供扱いせず根拠に基づいた理論的な会話等を心がける事かなと考えています。
アナログ時代でもデジタル時代でも、読解力は必要な能力です。子供の頃からしっかりと基礎を育んで欲しいものです。