妻の教会のお友達にフィリピン人男性の留学生がいて、大学院生で勉強しているとのこと。
妻が彼から手作りのデザートをもらったそうです。
それが、これ。↓
ん? どう見ても、春巻き? 春巻きがデザート?
妻は「なんか、春巻の中は、サバとバナナらしいけど。。。」と言います。
サバとバナナの入った春巻き? それで、デザート?
どんな組み合わせなのか想像がつきません・・・
とにかく、食べてみるしかありません。百聞は一見に如かず。
では、いただきます。中身はこれ。↓
ん? バナナ?
写真では見えにくくなっていますが、バナナです、これ。
でも、酸味が先に来る味のバナナ。ちょっと、初めての食感です。
その彼にお礼の電話をした時、全てがわかりました!
中のバナナは、「サババナナ(sababanana)」という品種だそうで、10~13cm程と小ぶりのバナナだそうです。フィリピンでは、デザートやお菓子として一般に食されているのですが、日本ではごく一部の業者により流通している珍しい品種だそうです。
こちらが↓、ヤフーで見つけたサババナナの画像です。
≪サババナナ画像(出典:Yahoo Japan)≫
そういえば、フィリピンはバナナ大国でしたよね。
2019年財務省貿易統計によると、日本の2019年バナナ輸入量は約100万トン(1,045,386トン)。そして、バナナの国別での輸入割合は、1位は断トツでフィリピン。
日本に輸入されるバナナの80%はフィリピン産。
2位エクアドルは全体の11.4%、3位メキシコは5.2%に過ぎず、フィリピン産バナナは、2位以下を大きく引き離して、日本人の食を満たしています。
バナナって、品種によっては油で揚げる料理法もあったのですね。
自分の生きている世界は狭いけど、本当の世界は広いんですよね。
いやいや、珍しいフィリピン料理、ごちそうさまでした!