9月新学期に賛成か反対かで、国論が二分されています。
9月新学期に移行するのか、4月新学期を継続するのか、どちらにしろ、単にどっちが良いのかの議論なら永遠に決着がつかないと思いますよ。
どちらも一長一短ですから。
重要なのは、小学校から大学まで、従来の新学期から2ヵ月以上遅れている学習プログラムのロスをどうやって再び軌道に乗せるのかが直近の課題。その為にどうするべきかの問題だと思います。
9月新学期は、間違いなく選択肢の一つです。
4月新学期派は、ここまでの遅れをどう取り戻すかを明確にして、賛成派を論破する必要があります。
単に「時期尚早」とか「拙速な結論は避けるべき」では、時間だけが無駄に経過していきます。
新型コロナウイルスの影響で、人類は前例の無い現実に直面しています。
このような状況下では、問題解決の可能性が少しでも高い方を選択するリーダーシップとか政治決着が必要です。
まずは迅速に方向性が決め、その目的を実行するにはどのような問題があって、その解決方法を探る議論を重ねて、実践していくべきです。
9月新学期か4月新学期かの議論は、早くどちらかに決着すべきです。
私個人的には、どちらかというと、9月新学期に賛成です。理由は、過ぎ去った時間を取り戻すことは不可能だからです。
私の子供は、2021年に幼稚園に上がる予定です。ですから、この問題は、個人的にも切実なのです。
だから、早く方向性を決めて、未来に進んで欲しいと願っています。
9月新学期にすると、2014年4月2日から2015年6月1日生まれの子供が、2021年4月から8月にかけては「小学0年生」として学校生活をスタートし、9月から晴れて新1年生になるそうです。
「小学0年生」など奇妙に聞こえますが、新しい制度を導入するのですから、何もかもが新しいに決まっています。最初の小学0年生には違和感があるでしょうが、何事にも最初はあるわけです。
前例の無いことをやろうとしているのですから、お手本にする前例も実績もありません。
早く決断して、多くの英知を結集して、準備周到に9月新学期をスタートさせればいいことです。新しい挑戦に紆余曲折があるのは想定内。
子供たちの未来のために、大人は迅速に方向性を示唆してあげるべきだと思います!